「Pythonでスクレイピングや自動化ツールを作りたいけれど、いくらかかるか見当がつかない」
「業者に頼むと数十万円と言われそう。個人に依頼したいが相場が知りたい」

あなたは今、このような費用面の不安を抱えていませんか?

結論からお伝えすると、ココナラなどで個人エンジニアにPython案件を依頼する場合、簡単なツールなら5,000円〜3万円、やや複雑な処理なら5万円〜10万円前後が一般的な相場レンジです。

ただし、この金額は「依頼内容(要件)の明確さ」によって大きく変動します。相場を知らずに丸投げすると、リスクを見込んだ高めの見積もりが提示されたり、逆に安すぎて品質やサポート面で不安が残る成果物になったりする可能性があります。

この記事では、Pythonの外注・依頼におけるリアルな料金相場と、適正価格で高品質な成果物を受け取るための見積もりのコツを解説します。

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結論:Python依頼の料金相場は「目的×難易度」で決まる

Pythonの依頼料金には定価がありません。基本的には、「作業工数(時間)× 時給単価」の考え方で決まります。

個人の場合、時給単価の目安は2,000円〜5,000円程度が多いです。つまり、「何時間かかる作業なのか」が分かれば、おおよその金額が見えてきます。

制作会社に依頼すると数十万円かかる案件でも、ココナラのようなクラウドソーシングであれば、中間コストや固定費が少ない分、一般的に3〜5割ほど安く抑えられる傾向があります。

ココナラでPythonを依頼する前に知っておくべき相場レンジ

ここでは、ココナラでよく取引されている案件の難易度別・料金目安を表にまとめました。あくまで目安ですが、予算感の参考にしてください。

難易度別:料金目安

難易度 案件内容の例 料金目安(円) 納期目安
単純なバグ修正・定型処理
・既存コードのエラー修正
・Python環境構築の代行
・ファイル名の一括変更 など
3,000〜10,000 1〜3日
Excel/スクレイピング自動化
・特定サイトからの情報収集(CSV出力)
・Excelデータの整形・結合・集計
・PDFからテキスト抽出
10,000〜30,000 3〜7日
API連携・GUI・通知連携
・Gmail/Slack/LINEへの通知連携
・操作画面(GUI)付きのアプリ化
・ログイン必須のサイト巡回
30,000〜100,000 1〜3週間
Webアプリ開発・高度なAI
・Django/Flask等のWebシステム
・機械学習モデルの作成
・24時間稼働の投資Bot
100,000〜 要相談

追加費用が出やすいポイント

上記の基本料金に加え、以下のような要望がある場合は、追加費用(オプション)が発生することが一般的です。

  • ソースコードの納品(著作権譲渡の有無を含む):+5,000円〜(開発者による)
  • 特急対応(即日〜翌日など):+20〜50%
  • サーバー設置代行(VPS/クラウド):+10,000円〜
  • Exe化(Python環境がないPCでも動くようにする):+5,000円〜

特に「自分でも中身を修正したい」場合は、ソースコードの納品簡単な解説が必要になることが多いです。希望する場合は最初に伝えておきましょう。

▼まずは相場を確認してみる

見積もりがズレる原因:要件が曖昧だと高くなる

たとえば、次のような相談だけだと見積もりが難しくなります。

「Webサイトからデータを取ってきてほしいです。いくらですか?」

要件が不足していると、エンジニアは不測の事態に備えて、リスクを見込んだ金額(バッファ)を積まざるを得ません。

安く正確に見積もりを取るためには、「何を・どうしたいか」を具体的に伝えることが最重要です。

要件チェックリスト(入出力/環境/納期/検収)

相談文を送る前に、以下の項目が埋まっているか確認しましょう。これを伝えるだけで、見積もりが下がる可能性があります。

  • [ ] 現状の課題:今は手作業で何分かかっているか/何がつらいか
  • [ ] 目的(ゴール):何がどうなれば完了か
  • [ ] 入力データ:元データは何か(URLリスト、Excelファイル、PDFなど)
  • [ ] 出力データ:何が欲しいか(Excel形式、CSV、LINE通知、画像など)
  • [ ] 実行環境:WindowsかMacか(※超重要)
  • [ ] 頻度:1回だけ使うのか/毎日自動で動かしたいのか

特にOS(Windows/Mac)の違いは挙動や実行手順に影響するため、必ず伝えましょう。

料金を抑える5つのコツ(品質を落としすぎない)

予算が限られている場合、以下の工夫で費用を抑えられる可能性があります。

  • 「やりたいこと」ではなく「今の作業手順」を伝える
    高度な構成を指定するより、現状の手順を動画やスクショで共有した方が、より安価な方法(既存ライブラリ活用など)を提案してもらいやすいです。
  • デザイン(GUI)にこだわらない
    操作画面(ボタンやウィンドウ)を作り込むほど工数が増えます。「コマンドラインで動けばOK」にすると安くなりやすいです。
  • 納期に余裕を持つ
    急ぎは割増になりがちです。「いつでも良いので空き時間に」と伝えると調整してくれる出品者もいます。
  • データは自分で整理して渡す
    テストデータを整理して渡すだけで、下準備の工数が減り、見積もりも安くなりやすいです。
  • 既製品(パッケージ)を探す
    ココナラには完成済みツールのパッケージ販売もあります。要件が合えば格安(数千円〜)で済みます。

注意点:“安い=正義”ではない

「実績ゼロで数千円」の出品者は魅力的ですが、途中で連絡が取れなくなったり、動作不良が多かったりするリスクもあります。数千円の差なら、評価・実績が高い出品者を選ぶ方が、結果的に修正コストがかからずコスパが良い場合も多いです。

依頼前に確認すべき契約/トラブル回避(著作権/秘密保持/保守)

個人外注でよくあるトラブルを防ぐため、以下の点を確認しておきましょう。

  • 著作権とソースコード
    納品されたコードを自分で改変してよいか、利用範囲はどうか。一般的に、著作権譲渡や利用範囲の条件で料金が変わります。
  • 秘密保持(NDA)
    社外秘の顧客リストなどを渡す場合は、秘密保持に対応できる出品者か確認しましょう。
  • 保守・アフターサポート
    「納品後◯日以内のバグは無料修正」など保証期間の有無を確認。スクレイピングは対象サイトの変更で動かなくなることもあるため、修正費の扱いも事前に聞いておくと安心です。

ココナラで相談→見積もりまでの最短手順(3ステップ)

いきなり購入するのではなく、まずは「見積もり・カスタマイズの相談」機能を使うのが基本です。

  1. 検索・比較
    「Python 自動化」「Python スクレイピング」などで検索し、評価・実績で比較します。
  2. 無料相談(メッセージ)
    気になった出品者(2〜3人)に、要件チェックリストを送付します。
    「この内容だと概算いくらくらいですか?」でOKです。
  3. 提案・購入
    返信の早さ・丁寧さ・金額を比較し、依頼先を決定。合意できたら見積もり提案をもらい購入します。

まとめ:まずは要件を整理して無料相談へ

Python依頼の料金相場は次の通りです。

  • 簡単な自動化・スクレイピングなら5,000円〜30,000円が目安
  • 料金は難易度だけでなく、要件の具体性で変わる
  • 安く済ませるには、デザインより現状の作業手順を詳しく伝える

相場はあくまで目安です。データの状態や環境によって、安く済む場合もあれば、工数が増えて高くなる場合もあります。まずは「概算を知りたい」というスタンスで、無料相談してみるのが最短ルートです。

※会員登録は無料です

FAQ(よくある質問)

Q1. 予算1,000円〜2,000円でも依頼できますか?

A. かなり限定的ですが可能です。「数行のコード修正」「実行方法の質問」といった軽微な相談や、既製品ツールの購入であれば対応してくれる出品者もいます。ただし、新規開発でこの金額帯は品質・対応面のリスクが高いため、基本的にはおすすめしません。

Q2. 「時給制」と「固定報酬制」どちらが良いですか?

A. 初めての依頼なら、固定報酬制(プロジェクト単位)がおすすめです。総額が決まるため予算管理がしやすく、作業時間が伸びても追加請求の不安が少ないからです。

Q3. IT用語が全くわからなくても大丈夫ですか?

A. はい、大丈夫です。専門用語を無理に使う必要はありません。「今、Excelでこの作業をしていて、ここが面倒なので自動化したい」という現状をそのまま伝えれば、エンジニアが技術的な言葉に翻訳して提案してくれます。

Q4. Macを使っていますが、Windows用のツールも作れますか?

A. Python自体はどちらでも動きますが、Excel操作や配布形式(exe化など)はOS依存になる場合があります。必ず「Macで使用する」と事前に伝えてください。出品者がMac環境を持っていない場合、動作確認ができず断られることもあります。

Q5. 商用利用(作ったツールを販売)はできますか?

A. 通常の依頼では「自分用(自社用)」の利用権のみが想定されるケースが多いです。再配布や販売を目的とする場合は、事前に著作権の譲渡範囲商用利用の可否を相談し、契約内容に明記する必要があります。料金も通常より高くなるのが一般的です。