賞与0.5ヶ月は普通じゃない|6ヶ月との差とボーナスが多い会社の探し方
ボーナスが年2回で合計0.5ヶ月分。
周りに聞いても「そんなもんだよ」と言われる。
でも、SNSを見ると「賞与6ヶ月出た」「冬のボーナスで車買った」なんて投稿があって、「うちの会社、少なすぎない?」とモヤモヤする。
転職したら本当に変わるのか、それとも今のままでもなんとかなるのか。そんな風に迷っていませんか?
結論から言います。
賞与0.5ヶ月は「普通」ではありません。
そして、賞与6ヶ月との差は、年間で100万円以上、人生レベルで数千万円の差になります。
僕自身、前職では賞与が年2回で合計0.5ヶ月分でした。手取り16万円、年収300万円台。「ボーナスなんてこんなもん」と思っていましたが、転職後は賞与が年6ヶ月(最低4ヶ月を維持する方針)になり、初年度で年収500万円を超えました。30歳で年収600万円。
賞与の差だけで、結婚、住宅購入、子育て、すべての選択肢が変わりました。
この記事では、賞与0.5ヶ月と6ヶ月の差が人生レベルでどう影響するのか、そして、ボーナスが多い会社をどう見つけるのかを、僕の実体験をもとに解説します。
なぜボーナスが少ない会社から抜け出せないのか?
「うちのボーナス、少なすぎる」と感じながらも、なぜ行動できないのか。その原因を4つに分解します。
① 「賞与は会社の業績次第」と諦めている
多くの人は「賞与は会社の業績次第だから、仕方ない」と思い込んでいます。
確かに、業績が悪ければ賞与は出ません。
でも、それは”その会社の業績”の話であって、業界全体や他の企業が同じとは限りません。僕の前職は半導体系製造業で、グループ合計1000人規模の会社でしたが、賞与は年2回で合計0.5ヶ月分。
一方、転職後の5000人規模の東証プライム企業は、賞与が年6ヶ月(最低4ヶ月を維持する方針)でした。同じ製造業でも、会社が変わるだけで賞与は5倍以上になります。
② 「月給が同じなら、賞与が増えても大差ない」と勘違いしている
月給25万円の場合、賞与0.5ヶ月なら年間12.5万円、賞与6ヶ月なら年間150万円です。
その差は年間137.5万円。
10年で1,375万円、30年で4,125万円の差になります。
これは、住宅ローンの頭金、子どもの教育費、老後資金に直結する金額です。
「月給が同じなら大差ない」は、完全に勘違いです。
③ 「転職しても賞与が増える保証はない」と不安になる
これは”情報不足”が原因です。
求人票には「賞与年2回」と書かれていても、実際の支給月数は企業によって全く違います。
大手転職サイトで「賞与4ヶ月以上」「賞与実績6ヶ月」などで絞り込めば、賞与が多い企業は普通に出てきます。
僕も最初は「本当にそんな会社あるの?」と疑っていましたが、実際に応募したら採用されました。
探す場所と方法を変えるだけで、選択肢は一気に広がります。
④ 「自分のスキルでは、賞与が多い会社に入れない」と思い込んでいる
賞与が多い企業=超一流企業、と思い込んでいませんか?
確かに、トヨタやソニーのような超大手は賞与も高いですが、東証プライム企業や中堅メーカーでも、賞与6ヶ月は珍しくありません。
僕はFラン大学卒、CAD実務5年で転職しましたが、後で聞いたら「実務3年以上ならOKだった」と言われました。
スキルよりも、”どの企業に応募するか”が重要です。
賞与0.5ヶ月のまま30代を迎えると、何を失うか
「もう少し様子を見てから」と先延ばしにすると、何が起きるでしょうか。
深刻に考えすぎる必要はありませんが、現実を知っておくことは大切です。
結婚資金、住宅購入の頭金が貯まらない
賞与0.5ヶ月なら、年間で約10万〜15万円。
ここから税金や社会保険料が引かれると、手元に残るのは10万円以下です。
これでは、結婚資金(平均300万円)や住宅購入の頭金(平均500万〜1000万円)を貯めるのに何年かかるでしょうか。
一方、賞与6ヶ月なら年間150万円。手取りで100万円以上残ります。5年で500万円貯まり、結婚も住宅購入も現実的になります。
【具体例】賞与0.5ヶ月 vs 6ヶ月の10年間の差
月給25万円の場合:
- 賞与0.5ヶ月: 年間12.5万円 × 10年 = 125万円
- 賞与6ヶ月: 年間150万円 × 10年 = 1,500万円
- 差額: 1,375万円
この差は、住宅ローンの頭金、車2台分、子ども2人の大学費用に匹敵します。
「お金がない」を理由に、人生の選択肢が狭まる
賞与が少ないと、
「結婚したいけど、お金がない」
「子どもが欲しいけど、余裕がない」
「家を買いたいけど、無理」
と、人生の選択肢が狭まります。僕も前職では「結婚なんて無理」と思っていましたが、転職後は4ヶ月で出会い、半年で結婚、注文住宅を建て、今では2児の父です。
賞与の差は、単なる年収の差ではなく、”人生の選択肢の差”です。
30代で転職しようとしても、ハードルが上がる
20代のうちは「ポテンシャル採用」で評価されるため、賞与が多い企業にも転職しやすいです。
しかし、30代になると「即戦力」「マネジメント経験」を求められるようになり、ハードルが上がります。
賞与0.5ヶ月の環境でスキルアップが限られていると、30代で転職しようとしても、選択肢が狭まる可能性があります。
20代のうちに動く価値は、確実にあります。
ボーナスが多い会社を見つける5つの具体的な方法
では、どうやってボーナスが多い会社を見つけるのか。以下の5つの方法で、賞与6ヶ月以上の企業を探してください。
① 大手転職サイトで「賞与実績」を検索条件に入れる
リクナビNEXT、dodaなどの大手転職サイトでは、「賞与年2回(実績6ヶ月)」「賞与4ヶ月以上」などで絞り込めます。
僕も大手転職サイトで「製造×CADが活かせる」「5000人規模の東証プライム企業」を検索したら、偶然ヒットした企業がありました。
求人票には「賞与年2回」としか書かれていませんでしたが、面接で「実績は6ヶ月、最低4ヶ月を維持する方針」と聞き、驚きました。
② 東証プライム企業、従業員5000人以上を中心に探す
東証プライム企業や従業員5000人以上の大手メーカーは、賞与が安定している傾向があります。業績が悪い年でも、最低3〜4ヶ月は維持するケースが多いです。
僕の転職後の会社も、5000人規模の東証プライム企業で、賞与は年6ヶ月(最低4ヶ月を維持する方針)でした。企業規模を絞るだけで、選択肢は大きく変わります。
③ 面接で「賞与の実績」を必ず聞く
求人票に「賞与年2回」と書かれていても、実際の支給月数は企業によって全く違います。面接では、「昨年の賞与実績は何ヶ月でしたか?」「過去5年で最低何ヶ月でしたか?」と必ず聞いてください。
答えられない企業、または「業績次第」としか言わない企業は、要注意です。賞与が安定している企業は、自信を持って実績を答えてくれます。
④ ハローワークではなく、大手転職サイトを使う
ハローワークは地元密着型で便利ですが、正直、賞与が少ない企業が多いです。
僕もハロワを覗いたことがありますが、「賞与年2回(実績なし)」「賞与年1回」という求人が目立ちました。年休100日以下の求人を見たときは驚きました。
一方、大手転職サイトに登録すると、東証プライム企業や大手メーカーの求人が普通に出てきます。
探す場所を変えるだけで、選択肢はガラッと変わります。
⑤ 在職中に転職活動を始めて、複数の企業を比較する
在職中に転職活動を始めれば、ノーリスクで複数の企業を比較できます。
「この会社は賞与4ヶ月」「この会社は6ヶ月」と比較することで、自分の市場価値も見えてきます。
僕も「受かったら行く、落ちたら続ける」くらいの軽いスタンスで応募しました。
在職中なら、失敗してもリスクゼロ。むしろ、登録しておくだけでオファーが来ることもあります。
「過去の俺」が賞与0.5ヶ月→6ヶ月へ変わるまで
ここで、僕自身の転職の流れを少し詳しく書いておきます。
同じように悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
転職前:賞与0.5ヶ月、手取り16万、年収300万台の5年間
僕はFラン大学を22歳で卒業し、グループ合計1000人規模の半導体系製造業に入社しました。職種はCADを使った作図・設計業務。
5年間働きましたが、手取りは月16万円、賞与は年2回で合計0.5ヶ月分。入社3年目まで年収は約300万円でした。
4年目に交代勤務で月40万円になり、年収400万円まで上がりましたが、4勤2休の夜勤ありで土日も連休もなし。賞与は相変わらず0.5ヶ月分のままでした。
「賞与0.5ヶ月って、普通じゃないのでは?」と気づいた瞬間
3年目のとき、SNSで「冬のボーナス6ヶ月出た!」という投稿を見て、「え、6ヶ月? うちの会社、0.5ヶ月なんだけど」と衝撃を受けました。
周りの先輩に聞いても、「うちはこんなもん」と言われるだけ。でも、先輩3人が立て続けに転職したことで、「このままじゃヤバい」と気づきました。
低賃金とスキルアップの限界、そして3年付き合った彼女と別れたことが重なり、5年目に転職を決意しました。
転職活動:「賞与6ヶ月」の企業に出会った衝撃
大手転職サイトで「製造×CADが活かせる」「5000人規模の東証プライム企業」を検索したら、偶然ヒットした企業がありました。
求人票には「賞与年2回」としか書かれていませんでしたが、面接で「実績は6ヶ月、最低4ヶ月を維持する方針」と聞き、「本当にそんな会社あるんだ」と驚きました。
「受かったら行く、落ちたら続ける」くらいのスタンスで応募。書類選考と面接2回を経て、応募から2ヶ月で採用されました。
転職後:賞与6ヶ月、年収500万→600万、人生が変わった
転職後の月給は約25万円で、前職と同水準でした。でも、賞与が年6ヶ月(最低4ヶ月を維持する方針)で、初年度で年収500万円を超え、30歳で600万円になりました。働き方は完全週休2日、年間休日130日、日勤固定。「会社を変えるだけでこんなに違うのか」と衝撃を受けました。
仕事内容はCAD業務を継続しましたが、題材が変わったことで学びは多かったです。デメリットもありました。同期がいない孤独、中途の「できるよね?」という空気、見て覚えろスタイルの放任気味な環境。でも、結果としてスキルは伸びました。
賞与6ヶ月が人生を変えた:結婚→住宅購入→2児の父
転職して4ヶ月後に出会いがあり、半年で結婚。注文住宅を建て、今では2児の父です。
「人生変わりすぎてヤバいw」と当時は思いました。
現在、地方で持ち家、車2台、子2人、NISA月10万円でも生活は苦しくありません。
賞与0.5ヶ月のままだったら、結婚も住宅購入も無理だったと思います。
賞与6ヶ月との差は、単なる年収の差ではなく、”人生の豊かさの差”でした。転職して本当によかったと心から思います。
在職中の転職活動はノーリスク。まずは情報収集から
在職中の転職活動はノーリスクです。時間が取れればOK。
まずは大手転職サイトに登録して、オファーが来るのを待つだけでも、視野は広がります。僕の経験では、大手サイトにはホワイト企業が多く、ハロワはブラックが多かった(個人の経験ですが)。賞与6ヶ月の企業は、思っている以上に存在します。
もっと深く知りたい人へ
ここまで、賞与0.5ヶ月と6ヶ月の差が人生レベルでどう影響するのか、そして、ボーナスが多い会社をどう見つけるのかを解説してきました。ポイントをまとめると、以下の通りです。
- 賞与0.5ヶ月と6ヶ月の差は、10年で1,375万円、30年で4,125万円
- 大手転職サイトで「賞与実績」を検索条件に入れる
- 東証プライム企業、従業員5000人以上を中心に探す
- 面接で「賞与の実績」を必ず聞く
- 在職中に転職活動を始めて、ノーリスクで比較する
もし、「もっと具体的な転職の手順を知りたい」「自分のケースではどう動けばいいか?」と思ったら、僕が賞与0.5ヶ月・年収300万台から、賞与6ヶ月・年収500万→600万へ変わった具体的な手順を、こちらの記事にまとめています。
製造業やCAD経験を活かした転職の全体像と、失敗しないための具体的なステップを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
転職は「しなければいけない」ものではありません。
でも、「情報が入る状態を作っておく」だけで、人生の選択肢は確実に広がります。
賞与の差は、単なる年収の差ではなく、結婚、住宅購入、子育て、すべての選択肢を変える力があります。20代のうちに一歩を踏み出してみてください。

